ラーキーパンチのナンパはもう辞めないと

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ラーキーパンチのナンパはもう辞めないと

2013.07.8

ストリートナンパ
声掛け×1
番ゲ×0

　エイチアイエスにカナダ行きのチケットを購入しに行く。直行便だと30万近く掛かる……（時期的に高い）。さすがに30万はキツイので、安い便を探して貰うと、シアトル経由の便で20万ほどの便があった。アメリカで乗り換えをするのは面倒だが、10万近く安く済むのでの即決した。

　入金を済ませて、ビックロに脱毛機を探しに行く。顔の脱毛はエステで済ませているが、腕や足の毛が気になっている。
　本当は全身の脱毛をしたいが、ネットで調べてみると女性の全身脱毛で20～40万ほど掛かるみたいだ。男性ならもっと高額になるのではないだろうか？
　ガクトは陰毛以外は全身脱毛している。俺も体を綺麗に見せるために細部にも拘りたい。細かい気遣いこそ「完璧」を作るのだから……。

　他、買い物を済ませて、K街に向かう。この日は平日の夜だ。スカウトはいるが、いつもの顔ぶれのナンパ師はいなかった。
　
　人待ちをしているアメリカ人に声を掛ける。彼氏がいるから番号交換は出来ないとつっぱねられる。しばらく話しているうちに、「あれ？　前も声を掛けたことあったっけ？」と、以前も声を掛けたことがあることに気が付く。
「これも運命だね」とLINEの交換をしようと打診すると、折れたのかスマホを取り出し、「ふるふる」でID検索をするがお互い全く違う人物のIDを拾ってしまう。
　そうしているうちに女友達が到着して、アドレス交換は阻止されてしまう。　
　アドレス交換しても、食い付きのなさから返事はないだろうと諦めた。

　後日、彼女の彼氏と思われる男を見かけたが、冴えない風貌の秋葉系の男だった（俺が言えた立場ではないが）。

　ストリートナンパを始めて、自分のスペックの弱さを痛感せざる得ない。声掛け数は置いておいて、見た目の食い付きに頼ってきたナンパをしてきた報いだ。

　凄腕ナンパ師と呼ばれる人たちとよく合流するけど、常に向上していく人と惰性的になり見た目もトークも雑になっていく人に分かれることに気づく。

　前者は自分のスペックや相手の反応を気にして、自分を改善する努力をするから伸びていく。
　後者は今までの自分でも即日セックス出来ているので改善する努力を怠る。見た目、トーク、連れ出しからセックスまでの流れも雑になっていく。
　良い意味で捉えれば自分に自信がある。悪く言えば自分に慢心している。頭では分かっていても現状を後回しにして、ラッキーパンチに頼る。
　運を勝ち取るには力が必要なのに、慢心して満足しているのは可能性を狭めていて勿体ない。

　もうラッキーパンチのナンパは辞めよう。正直、ナンパは顔と雰囲気の食い付きで勝負は決まっているのだが、より自分のベースを底上げしないと30代ナンパ師には厳しい……。

　今月から本気でナンパを始める……！！

　～皇のナンパ情報～

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