ナンパ師と行く富士登山
7月下旬。仲の良いナンパ師と富士登山に行って来た。
乙カレイヤーさんとMさん。
正直、富士登山なんて楽勝だと思っていた。
20歳の時に富士登山は経験しており、その時は山頂まで2、3時間で登り切っていた。
しかし今回は6時間以上掛けて8合目・・・。
掛けるように登っていた当時とは違い、今回は地を這うように登った。
「生きて山頂に登れるのだろうか?」と3人とも震え上がる厳しさ!笑
ヤバすぎた!
いかに肉体が衰えたか現実を知る登山であった。
写真だけお楽しみ下さい(^O^)
五合目からの入口!
雲の中を進んでいく。頂上が見えない。
杖に焼き印をして貰う。
山頂に上がるにつれ売店の物価が上昇する。
平日だったがかなりの人だった。
もはや大名行列!!
ようやく七合目(標高約2,900m)の赤い鳥居に到着、この頃にはみんな死にそうになりいいい笑い合う余裕をなくしてました・・・笑
記念の焼き印も増える。
雲の上を歩いてる!!
八合目到着。
夕方、宿泊する山小屋に到着。
寝床がコレ 笑
一畳に二人が寝ることになってる。隣は知らないオジサン。他に選択肢がないとはいえ、酷い扱いと思ったが、文句の一つも言えない程疲弊していた。
山小屋の夕食。
宿泊した山小屋、上江戸屋。
外には銀紙で寒さをしのぐ外人も・・・。
山小屋での仮眠を終え、深夜1:30頃に頂上を目指して出発。
こんな行列が並ぶ。
もはや地獄と思いながら、山頂に辿り着く。
ご来光を待つ人々。
雲から朝日が登る。いよいよのご来光に感動。
そして完全に日が登った。
山頂のお鉢も軽く見てみる。しばらく山頂をウロウロして感動の余韻を噛み締める。
「生きて山頂まで登れるのか?」と震えながら命からがら登った富士山だったが、下山も地獄だった。
下山は休み休みで時間をかけた。
途中、痙攣しだす老人。援護活動など、富士山の風物詩も堪能。
自分たちがそうなっても可笑しくない状況でもあった。
途中途中、気絶するように眠り、ようやく五合目まで辿り着き、自分たちが救済されたと涙を流した・・・。
もう富士登山は勘弁だけど、一緒に登ってくれた乙カレイヤーさんとMさんに感謝!
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